111Vineyard Cuvee 鼓動 2018
111Vineyard Cuvee 鼓動 (メルロ)2018を頂きました。
このワインとの出会いは、ワイン会を開いている時に、別のグループとしてお店にいらっしゃた造り手の川島さんに「ぜひ、テイスティングを」と言うことで出会ったのが最初です。
その最初の出会いからリリースを楽しみにしていたワインです。
熟したプルーン、なめし革を思わせるような香り、色は深紅のビロードを思わせます。口に含むと、きめ細かなタンニンと、程よい果実味‥そして余韻が長くパンチのあるワインです。アフターの力強さはAlc14%‥納得です。
この日は、BrasserieのでVin ・稲垣シェフにお願いしたオードブルをテイクアウトし、一緒に愉しみました。
川島さんも、稲垣さんも塩尻ワイン大学の1期生で、稲垣さんは、既にワイナリーを立ち上げられ活躍されていますね。
川島さんから、ワインがリリースされると連絡をいただき、4月下旬に塩尻・洗馬の圃場へお邪魔しました。ちょうど「タンポポ」が満開で、心地の良い日でした。
小規模ですが、メルロ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネフランなどを栽培されているそうです。別の圃場ではコンコード等も栽培されている層です。
圃場の様子を思い出しながらワインをいただきましたが、とても3〜5年の若木から採れたメルロとは思えない力強いワインです。
「つくり」が気になったので、ワインをいただきながらSNSのDMで伺ってみましたところ、快く教えて下さいました。
詳細は掲載しませんが、間借りをしたワイナリーで自ら醸造に取り組まれ、余計なモノを足さずに手間を惜しまずに、愛情がしっかり詰まったワインだなあと感慨深く愉しませて頂きました。
私の中では期待する「造り手」で、今後の活躍を楽しみにしています。
造り手との距離が近いのが日本ワインの魅力ですね。
今日も最後までお付き合いありがとうございます。