松原農園 ミュラートゥルガウ2018
北海道ニセコに近い蘭越で葡萄栽培をされている松原農園さんのミュラーをいただきました。
清涼感を楽しめるワインで、この時期ですとアスパラやそら豆と相性が良く、アッと言う間に一本空くこともあります。
「ミュラートゥルガウ」というとドイツを思い出しますが、原産地はスイス・トゥールガウ州だそうです。冷涼な気候を好むミュラーは、日本でも北海道を中心に栽培されています。
北海道の幾つかのワイナリーからミュラーを用いたワインがリリースされていますが、私はこの松原農園さんのミュラーが一番気に入っています。
委託醸造最後の2013ヴィンテージを酒屋さんで紹介頂き、華やかな香りと軽快な酸に惚れ込んだのが松原農園さんのワインとの出会いです。
2018年秋に蘭越町の松原農園さんを訪ねました。収穫時期に差し掛かるお忙しいところ、無理をお願いして畑を拝見しました。
松原農園さんは、ミュラートゥルガウに特化して栽培されています。
当初は委託醸造をされていましたが、2014年に醸造所を構えられたそうです。
極力農薬を使わない栽培を取り入れられています。畑を拝見すると、確かに雑草が多いですが、房を見ると「葡萄も負けずと力強さ」を感じます。
この力強さがワインにも顕れているような気がします。
今日も最後までお付き合いありがとうございます。